2018-12-03 第197回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
米軍は、当時、沖縄防衛局への覚書で、嘉手納飛行場では水成膜泡消火薬剤といった製品については、業界の標準的な慣行に従って使用します、このように述べていますが、具体的な保管方法や処理方法については言及しておりません。
米軍は、当時、沖縄防衛局への覚書で、嘉手納飛行場では水成膜泡消火薬剤といった製品については、業界の標準的な慣行に従って使用します、このように述べていますが、具体的な保管方法や処理方法については言及しておりません。
この米側の文書に記載をされております「水成膜泡消火薬剤といった製品については、業界の標準的な慣行に従って使用しています。」という文言につきまして、その意味するところを米側に照会をしているところでございますが、今日に至るまで直接的な回答は得られておりません。
御指摘いただきましたPFOSに関係しまして、平成二十八年七月、米側から提出された文書によりますと、嘉手納飛行場の消防車はPFOSを含む水成膜泡消火薬剤を使用していないこと、二点目といたしまして、PFOSを含む水成膜泡消火薬剤は試験目的や訓練目的でも使用されていないこと、他方で、三点目になりますが、PFOSを含む消火システムが稼働している施設が一つ残っているということなどの回答を得ているところでございます
アメリカ側の回答によりますと、嘉手納基地ではほとんどのPFOS含有水成膜泡消火薬剤を取りかえた、このようにしています。ところが、その一方で、今の回答の中で、業界の標準的な慣行に従って使用している、こう述べております。 ほとんどの消火剤をPFOSを使用していないものに取りかえているのであれば、PFOS含有の消火剤を使用する必要はないはずです。
平成二十八年一月二十一日付で沖縄県から要請のあったお問い合わせに関する二月十七日付の米軍からの回答要旨について申し上げれば、まず一つ目といたしまして、沖縄県企業局は、既存の合意に基づいて、引き続き生産井戸においてサンプルを採取するために立ち入ることができる、二つ目に、嘉手納飛行場は、過去において、有機弗素化合物、PFOSを含む製品を調達していたこと、三つ目、PFOS含有の水成膜泡消火薬剤は、現在は米国